miketra_2008

ミケトラ Ride ☆**

8 May

DAY3

5/7 WED
DAY3

昨日の疲れがとれず、テーピングやシップ貼ってます。
朝の準備がギリギリで、時刻に少し遅れましたが、
スタートしました。

BETAのパドックに行って
ジョンさんに、KANJIは今日からも続けて走ります。
と伝えると、
KANJI!
You continue, we are so happy!
と、喜んでくれました。

急いで点検してもらいます。

最後に、ジョンさんから、
あなたはタフだ、昨日に比べると、今日は距離も短いし、
簡単で走りやすい日だから、KANJIなら走り切れる、頑張って!
アタック‼︎‼︎
と、力強く掛け声をもらって、スタートです。

私もSSDTのパンフレットの地図をジョンさんに説明してもらいます。
ここは途中から山道で、車では通り抜けられないから、
こっちへダイレクトに行って待った方がいい。
その次は、ここ。
ここは行けないことは無いけど、こっちの方がいいだろうね。
などなど、教えていただいて、私もスタート。

ジョンさんには行くなと言われた道でも、
どんな所か、途中までチャレンジして行ってみます。
あまのじゃく。

でも、けっこう距離はあってもそれなりに車も来てるし、
セクションは見やすかったりする場所もあります。
ただ、道が一本入っていると、ちょっと迷子になりかけますが。
なんとか到達してます。

どんな山の中でも、セクションにたくさんの観客がいます。
遠くに車をとめて、平気で歩きます。
犬を連れ、子どもを連れて、とっても楽しそうです。
オートバイもたくさん来てます。
雨だろうとドロドロだろうと、砂利道だろうと、関係ないです。
観客もタフです!

セクションの他に、選手の移動コース上で、
特に、長距離の山を走った後に舗装路へおりて来る地点に、
選手の家族やメーカーのサポーターが、
車を並べて待っています。
選手が来たら、ドリンクを補給したり、マシンの泥を落としたりしてあげています。

そういうスポットに先回りすれば、確実にサポートできることが分かったので、
私もその車の列に並んで待ちます。
もう見慣れた顔がいっぱい。
みんな笑顔です。

セクションが近い時には、観戦します。
今日はセクションの他に、待機スポット2カ所で
師匠と遭遇することができました。
いい感じです。

しかし今日は、途中から雨がザンザン降り。
特に長距離移動の道は、標高の高い山並が続く谷間で、
雨と、雨で溶けた雪が、頂上から滝のように流れ落ちてくるのが、
パノラマで延々と続く場所。

気温は8度くらい。車から出ただけでかなり寒いです。
ムーアでずぶ濡れのライダーには、辛い寒さ。
しかも高速で走り続けないといけません。

素手の人もいれば、ポケットに手を突っ込んだり、
エンジンに手を当てて走っている人、様々です。
ウェアも人それぞれ。寒さに強い人は、とことん平気みたいです。

大体、こちらの人は雨に濡れても平気だし。
やっぱりまず傘はささないし、風が吹いても平気。
こっちは耳が痛くて、手がかじかみますが、全く体感温度が違うようです。
日本人ってヤワだわ。

今日もムーアと寒さの試練に耐え、
DAY3無事にフィニッシュです〜

ゴールのチェックを受ける前に、BETAのパドックに寄って、
今日はリアタイヤを交換してもらいます。
走り出して3日、タイヤがしっかり丸くなってます。

グリップのワイヤーを止め直し、
(こちらでもグリップにワイヤー巻いている人多いです)
ガムテープが外れかけた特製シートとタイヤのゴムチューブを外して、
明日の朝に付け直します。
ここまでして、ゴールチェックを受けに行きます。
タイムはセーフです。

いつも気にかけてくれる226番(18回出場)のベテラン、デイヴィッドさんが、
かれは非常にストロングだね!
僕は18回もスコティッシュを走っているし、
ムーアをどう走ったらいいか分かっているライダーはいいけど、
それでも今回はとてもウェットで水も深くて、走るのが大変だよ。
彼はよく頑張ってるよ。
と言ってくれてました。

今日は、いきなりの登りのムーアが大変だったそうです。
5回も6回もトライしては跳ね返され、やっと上がれたそうです。
頑張っている姿を、みなさんが応援してくれています。
本当に、いい人ばかりです。

体は元気、ムーアにもだいぶん慣れた様です。
何事も、日本のSSDT経験者のみなさんが教えてくださった通りです。

しかし今日はセクションを飛ばしてしまった模様、
失格にならなければいいけど。

とりあえず、明日も走る準備でパルクフェルメへ行きます。
走れますように!
6 May

DAY2フィニッシュ!

二日目スタート。
スタートしてすぐ、ベータのパドックでチェックしてもらい、
チェーンやスポークの緩み、クーラントの補充、
その他もろもろ数分で終了。
これで安心して今日も走れますね。
いざ、出陣。

曇り空ですが、明るいです。
時々晴れ間がありますが、ザーッと雨も降ります。
これがスコティッシュウェザーでしょうか。
今日もムーアにはまって、ヘルメットの上まで苔がついてます。
セクションでキルスイッチのキーを無くしてしまい、
配線をやり直すのに一手間かかり、かなり遅れ気味ですが、
C地点まで元気です。

車で追いかけ、セクションに先回りします。
選手のコースは追えないので、地図を見て車で行けそうな所へ向かいます。
今日はちょっと道に迷いかけましたが、NAVIのおかげで無事に辿り着いてます。
こちら、ドライブの景色は絶景です。
その頃、師匠はムーアで大変な目にあっていると思われます。
無事に山越えして来ることを祈りつつ、
セクションや、道路の分岐点で待ちます。

同じ様に、たくさんの選手の家族やサポーターが、
食料やグッズを車に積んで、
選手を車で追いかけて移動しています。
おかげでセクションがすぐに見つかるので、助かります。

次はG地点のレストタイム(ランチコントロール)の場所で合流。
集まるライダーみんな、疲れています。
おにぎりと暖かいスープで一息いれます。
キルスイッチを配線し直したタイムロスが響き、
さらにムーアにつかまり、すでにタイムが厳しいですが、
頑張っています。

ここからさらに山越え、厳しいです。
走り出したからには、途中でやめられません。
最後まで頑張って走ります。

最後のK地点へ。
こちらも車を走らせます。
けっこうな距離で、細い道もあります。
到着してみると、どうやら雑誌などの写真で見たことのあるセクションです。
少し動画と写真が撮れました。
師匠を待ちます。

今日一番遅いスタートの組の選手が来ますが、師匠はまだ。
とにかく待ちます。
セクションのオブザーバーやタイムコントロールのオジサンに、
聞いてみますが、やはりまだ来てません。

大丈夫かなぁ。
今日は山の中(=ムーア)の走行距離が一番長そう。
相当、体力を消耗しているはず。
無事に自走して来れるか、心配です。

もう残りの選手も少なくなった頃、
来ました!山の中から223番!
まだしっかり走ってます。

計算ではすでにタイムオーバーですが、
走り切ることに意義がある!
最終セクションとタイムコントロールのチェックを受けて、
ゴールのパルクフェルメを目指して帰ります。
ここからは舗装路で25分。
こちらも車で追いかけて帰ります。

BETAのパドックの前にさしかかると、
ジョンさんが、KANJIがあそこに帰って来たよ!
と声をかけてくれました。

無事に、DAY2フィニッシュです!

車両を指定位置にとめ終えた師匠は、さすがにヘトヘト。
BETAのパドックに寄って、ジョンさんに、無事帰還の報告。

多分タイムオーバーだと伝えると、
スタート&ゴールのタイムチェックの係りの方に時刻の確認をとってくれて、
コンピューターで計算してくれました。
その結果、やはり30分ほどタイムオーバーだったようです。

ジョンさんが、
「残念ながら、タイムオーバーです。
ですが、今日を走り切ったのは凄いことです。
今日は何人もの若いライダーが、途中で疲れて走るのを止めてしまっています。
フィニッシュしただけで素晴らしい。
コンペティションからは外れるけれど、明日からも続けて走れます。
もし明日からも続けて走るなら、私たちもこれまでと同様にサポートします。
どうするかは明日の朝でいいので、今晩は考えてみてください。
帰ってしっかり食事を食べて、力を蓄えて、よく眠って、
また明日の朝に会いましょう!」
と言ってくれました。
一緒にいたBETAのメカニック?のお兄さんも、
今日を走ったのは本当に凄いことだよ!
と言ってくれました。

ヘトヘトの師匠ですが、しっかり歩いてます。
今までの人生で、今日が一番疲れ果てたそう。
お疲れ様でした。

目を閉じると、
ムーア、ムーア、ムーア…
登りのムーア、延々と続くムーア、行けども行けども山また山。
遥か彼方にまで点々とはためく、目印の旗。

さすがに心細かったそうですが、
こんな所で根をあげても、自走して帰らないといけないのは同じこと。
自分の力で走るしかない。

ムーアの有様を、説明してくれますが、想像の域を超えてます。
私だったら、一回ムーアにつかまったら、そこで終了でしょう。

今日は、4速全開だったそうです。
とにかく全開。
止まりかけたら、なお全開。なんだって。
特に、登りのムーアが大変だそう。

精魂尽きかけた様子、やや気の抜けた顔になってますが、
明日に備えて、準備だけはしておきましょう。

車の走行距離も中々のものですが、どこへ行っても、
緑の草原と羊。
壮大な山と湖がパノラマで車窓から眺められるので、
こっちはへっちゃらです。

しかし、
みんなが走っている姿を目の当たりにすると、
SSDTがいかに過酷かが、よく分かります。
トップライダーはさておき、
現地の人でも、ドロドロで疲労感が滲み出てます。

今は、明日のことは考えられない様ですが、
きっと朝には、その気にならざるを得ないでしょう。

DAY3も頑張ってもらいたいと思います。
5 May

DAY1 完走です!

5/5
SSDTスタートしました。
そして、オンタイムでゴールしました。

初日、無事完走です!
元気です!

みなさん、サポートありがとうございます!
いろいろな場面で、力になっています。

最終セクション群は持ち時間が足りず、
やむなくエスケープもありましたが、
しっかりセクショントライも出来た様です。

山越えのムーアがそれはもう大変だったそうです。
ムーアを迂回し損ねてはまってしまい、
3速全開なら前進して抜け出せるけれど、
出た途端にいきなりグリップしてまくれ返り…
という構図も何度かあったそうです。

それでもケガもなく、笑顔でDAY1フィニッシュです!

目指せ明日も完走!
5 May

受付・車検とパレード

昨日はBETA UK のパドックへ行き、マシンを受け取って調整&テスト走行。
BETA UKのジョン・ランプキンさんが、とても親切に迎えてくれました。
お願いしていた通りにしっかり整備してあったので、
グリップゴムやペダル、その他の細かなパーツを使い慣れた持参品に交換しただけの様でした。

足りないパーツや道具は全て、ズラッと並んだショップのテントで購入できるので、
全く不自由ありません。
日本では見たことがないモノも沢山あって、
いろいろお店の人に聞いてみると、使い方や特徴も丁寧に教えてくれます。
TRIAL UK のテントでいい買い物しました。店長さん親切でした。
イギリスの方、みなさん親切です。

そして今日、いよいよSSDTの受付・車検でした。
昨日ジョンさんに、300人の参加者が殺到するから、
早く受付を済ませて車両をチェックしに来て、
車検が終わってからゆっくりした方がいいよ、と言われたので、
早めに受付のベンネビスホテルへ。

10時受付開始ですが、9時過ぎから待っているライダーたち。
9時半を過ぎると、ホールが賑やかに。
受付の準備が整った様で、9時50分には受付OPEN。

並んで待ちます。すごい人数です。
そしてお喋りがとまらない。とにかく賑やかですが、
みんな落ち着いた物腰です。

エセ通訳の私も、一緒に並びます。
けっこう待ちます。
記入漏れやら間違いやら、その場でやり直しさせられてる人が多いです。
受付のお姉さんはテキパキしてますが。
それ以上に、ライダーがのんびりすぎる様です(笑)

目の前の226番の背の高いお兄さんは、
スタッフともすっかり顔なじみで、大会に18回も出場しているそう。
師匠に向かって、
僕、あなたを助けてあげますから、安心してくださいね!
と、言ってくれてました。
なんて心強いんでしょ。
ちなみに師匠は223番です。
どうかよろしくお願いします。

SSDT主催者の方が、わざわざ声をかけに来てくれました。
遠い所をようこそ!
スコットランドでのトライアルをどうぞ楽しんでください!
と、歓迎していただき、師匠も感激。
やっぱりいい人ばかりです。

さて、師匠の順番です 。
提出する用紙は、あらかじめ記入して、
保険の代金もピッタリ用意していたので、
受付のお姉さんに、
パーフェクトよ!簡単に済んだわ、ありがとう!
とお礼を言われました。

最終確認のために書かないといけない書類に、
必要事項をチャチャっと書いてくれて、
ここにサインだけしてね♪

他のみなさんは、全部自分で書かされてましたが、
どうやら親切に特別扱いしてくれた様です。
SIX DAYSを楽しんでくださいね!
と、満面の笑顔。
ありがとうございます!

続いて場所を移して、パドックのあるウエストエンドパーク(パルクフェルメ)で車検です。
ゼッケンプレート「223」をつけて車検へ。
すんなり合格。
12時前。

ストレートオン誌に写真を提供しておられる、
エリック・キッチンさんに、車検場でお逢いしました。
参加者リストにジャパニーズを見つけて、事前にチェックして下さっていたそう。
車検を終えた所で、記念撮影していただきました。
ご存知の日本人トライアリストのことなど、いろいろお話してくれました。
有名な方ばかり。我々もみなさんを存じ上げてます。
エリックさん、おちゃめで優しい方でした。
カメラ構えて、あっちへこっちへ。
若い頃、SSDTに2回出場されたそう。
現在82歳。パワフルです!

15時からパレードラン。
車両保管場所から、次々とトライアルマシンが並んで出て行き、
フォートウィリアムの町をパレード。
パレードを待ち構える観客で、沿道は埋め尽くされています。
その中を、パグパイプの楽隊に先導され、選手たちがバイクにまたがって
メインストリートを練り歩く(走る)様子は、
想像をはるかに超えた、圧倒的な雰囲気でした。
凄い!の一言。
さすがトライアル発祥の地。
100年以上の伝統の重みを肌で感じます。
パレードラン、感動しました。

動画を撮ったので、帰国してからUPします。
WIFIの通信速度が遅くて、写真のUPもはかどりません。
また時間の余裕がある時にUPしてみます。

さて、明日からSSDT本番、スタートです!
最初のライダーは7:30スタート。
師匠はプラス223分で、11:13スタートです。

激励にいただいたお米で、ご飯を炊いてます。
土鍋を持参。これがまた美味しく炊けちゃって。
スーパーの食材も鮮度と味がいいし。
おかげさまで食にも何にも不自由してません。
岡山にいるのと同じくらい(仕事がないので、それ以上かも)
リラックスしてます。
元気いっぱいです!

ひとまず初日の完走を目指して、頑張っていただきましょう!


2 May

英国のオートバイ

今日は、SSDTのコースを車でリサーチ。
途中、NORTONやらBSAやらTRIUMPHなどなどの、年代モノの集団に遭遇。
SUZUKIやBMWもいました。自然に混ざっているのがまたいい所。
先日から、チラホラ見かけて気になっていた人達。
写真とりまくり、65年製トライアンフの持ち主のオジサンに話を聞いてみると、
今日はSSDTのコースをみんなで走りに行くとのこと!

多くのライダーがSSDTに大変興味を抱き、
わざわざSSDTのコースを走りに来るのだとか。
自分たちのオートバイが生まれた背景にはSSDTがあるから。

彼らはフォートウィリアムの対岸の山路を走り、
んでもって、pre65の会場となるkinlocklevenの隣町のglencohに泊まると教えてくれました。
息子さんがpre65に出場するそうで、そのマシンも見せてくれました。

SSDTに師匠が参加すると伝えると、
それは素晴らしい、ぜひ頑張って!応援するよ!
これから走るルートも車で走ってみるとイイよ!
と言ってくれました。
イギリス人、いい人ばっかりです。

さて、この集団に着いて行こう、と思ったら。
プラグに火が飛ばず、苦戦しているNORTONのオジサン発見。
みんなに置いていかれているが、一向に改善しない様子。
師匠、見兼ねてお手伝い。

オジサン、配線ばっかりいじっているが、どうも違う予感。
師匠はトライアンフで取った杵柄。
キックを踏んであげたり、工具を手渡し手渡され、
そしてポイントをチョチョッといじったら、スパーク!
オジサンとの息もピッタリの作業。
ゴミが着いたかオイルが着いたか、ウエスでお掃除したら復活。
おじさん感激!

単純な不調でよかったね。
早くグループに追いつきたいだろうから、組み上げもお手伝いしてあげたら、
大変喜んでくれれ感謝の言葉を述べてくれました。
慌てず気をつけてね〜と、お見送り。
イギリスで本場のライダーを助けるとは思わなかったな。
いい思い出ができました。

オジサンのNORTONはちょっと不調でしたが、
みなさん旧車とは言い難い、ベストコンディションであることが、
エンジンの音を聞くだけで見て取れます。
なんてイイ音させて走ってるんでしょ。
日本の旧車好きのみんなに聞かせてあげたい。
この違い。

そして、我々も旧車を追いかけつつ、SIX DAYSのルート探索。
山路&海岸線をひたすら走る。
そして行く先々で素晴らしいオートバイに出逢う!
対岸からフェリーで戻り、グレンコーを通ってキンロックレーベンへ行き、
pre65の車検を見学。
2014-05-02-01-11-25
2014-05-02-01-08-01


日本で見る、いわゆる旧車との違いにビックリ。
なにしろどれもバリバリで、エンジン音や排気音が最高に気持ち良く、
ベストコンディションなのです。
いろいろ手入れしてあって、まさに現役のトライアルマシン。
見た目は旧車ですが、パーツは新しそうです。
部品が供給されている所がスゴイですね〜
このマシンでセクション走れるのが分かるなぁ。

今日も素晴らしい一日でした。
☆゜・。。・゜゜・。。・゜

2014-01-02-13-48-21

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